四川省成都の観光地「寛窄巷子」を歩いてみた。

四川省には「少不入川」という言葉がある。

少=>年が若い

不=>否定

入=>入る

川=>四川省の意味

この「少不入川」の意味は四川省は若い人間は来てはいけないという意味らしい。
若いうちは楽してはいけない、可愛い子には旅をさせよ。という意味に通じるかもしれない。
それだけ、四川省はいいところなので、来たら堕落するという意味らしい。
(四川省の友人から聞いた。)

この巷子を歩けばそれがわかるかもしれない。
四川省成都は観光するにはいい場所だ。 住んでみたくなった。
出口治明さんの著書にはいつも下記の3つのことが書いてある。
●人に会う。
●読書する。
●旅をすると必ず新しい発見がある。

旅先を歩きながらいつも五感を働かせて考えている。

劉備玄徳?

三国時代、蜀の国に入った劉備玄徳は亡くなり、その後、諸葛孔明が忠義を貫いた。

後世の歴史で諸葛孔明は正義感のある忠義のある人物となっている。
出口治明さんの書籍には全く別のことが書かれていた。
諸葛孔明は忠義のある人物ではない。

当時、魏の国のGDPは蜀の3倍以上。
蜀は大国に戦争を仕掛けた。
諸葛孔明はなぜ、大国魏の国に戦争を仕掛けたのか?
それは、諸葛孔明が劉備玄徳亡き後、忠義を貫いたと後世の歴史に名前を残したかったから。
結果だけ見れば、諸葛孔明の意思決定は彼の思惑通りになった。
しかし、戦争に駆り出された一般庶民からするとたまったものではない。
一般庶民に取っては統治者の考え、意思決定は間違ったものだと思われていた。

この考えは現在の会社、国家にも同じように当てはまるかもしれない。
私のような一般庶民にとっては戦争などはしてほしくない。
なぜなら、平和で楽しい生活を継続していきたいからである。

統治者能力の優劣がその国の幸福度を左右するというわけです。