中国国債について

モハPさんのユーチューブチャンネルに中国がアメリカ国債を売却する記事が出ていました。
https://youtu.be/ou4ycPIcYDk?si=bGqTTPyUTu8U6Vq6

一般庶民にはあまり関係ありませんが、人民元 対 日本円 の為替レートに関係あると思われるので、考察してみました。

 モハPさんのチャンネルには中国がアメリカ国債売却している金額が加速しているとある。↓

日本政府の米国国債保有額は、2023年10月時点で約1兆1千億米ドルとなっています。 米国の連邦準備制度理事会(Federal Reserve Board、FRB)および米国財務省によると、2023年4月時点での米国国債の国外保有残高は、合計7.4兆米ドルにのぼります。

現時点では日本が中国よりもアメリカ国債をたくさん保有している。
日本 1兆1,000億米ドル
中国   7,646億米ドル

中国は保有している米国国債をここ3年ぐらいに大量売却していることがわかる。
売却先は第三国オフショア市場という推測があるが、モハPさんの解説ではちゃんと裏付けがあり、
第三国にアメリカ国債を売却していないことがわかる。↓

中国がアメリカ国債を売却している理由は人民元下落を買い支えているようである。
確かに、人民と香港ドルのレートは1:0.8 ぐらいだったら最近では1:0.9ぐらいになっている。
あれだけ、人民元は強かったのだが、最近は下落傾向がつづいている。
 日本円が下落しているので、人民元はまだまだ強いなと思っていたが、実は人民元下落である。
それ以上に日本円が下落しているということ。

 ということはいずれ、人民元が日本円に対して弱くなるということと推測する。
今のうちに人民元を日本円に両替しておいた方がいいのか?
今の日本円安はいつまで続くのだろうか?

下記は前回、興業銀行で銀行カードの個人情報書き換え時、中国国債発行(売出し情報)を見つけました。私は初めて銀行で中国国債売出し情報を見ました。ちなみに外国人は購入不可。
https://naokisu.com/?p=6202

国債購入金額は300万元以下。個人でこんなに人民元を所持。お金持ちはいるんですね。

日本国債、中国国債の比較をしてみると
日本国債 3年 0.42%
中国国債 3年 2.38%

明らかに中国国債の利率が高い。
逆にいうと日本国債は信用力があるから、低い利回りでも購入する人がいる。
中国国債は高い利回りにしないと、購入するひとが出てこない。
よくいえば日本国債はそれだけプレミアムなわけだ。

利率が高い国の通貨は下落する可能性あり。
これはあくまで推測だが、中国元はこれから下落するのかもしれません。