一日一箇所改善したら、一年で大きな差がでてくる。

松本さんの浙江省だよりから引用。
少しの改善でも大きな差が出てくる。

私はなるほどと思った。この考えは中国企業ではなかなか考えつかない発想である。

私はエクセルを使い下記のように計算してみた。

1乗=1ヶ月 と換算すると10乗=10ヶ月 (乗はエクセルでは^)
この場合、20%ほどの差が出てしまう。
数字で表した方が直感的にわかると思う。(個人的に)
これは指数関数的に大きな差が生じてしまうということだと思う。(個人的にそう思っている。)

チリも積もれば山になるということだと思う。

この考えは金融資産増加の複利とも非常に似ている。
最初に投下(投資)する資金の大小によって、5年後、10年後大きな差が出てしまう。

99 は常日頃改善されていない工場
100 は常日頃改善されている工場

2つの工場が一年操業した場合、最初はわずかな差でも1年後には大きな差(利益)が生じてくるということ。

スポーツでも仕事でもそうだが、常日頃の管理(鍛錬)が必要ということか?