サンショウウオ(娃娃魚)が食用で売られていた。

2022年の労働節休暇も後半。私は朝九時頃に久しぶりに芳村農貿市場に行ってみた。時々、この市場を訪れて、気が向いたら野菜などを購入している。

この市場に行くことは定点観察も兼ねている。販売されているものは季節によって違う。またあまり目にしたことがない真新しい物も時々見られる。

場所は地下鉄芳村駅下車してすぐ横にある。多分広州市内では最大の市場だと思っています。地下鉄に乗ってわざわざ違う区から買い物にくる老人もいるそうである。老人だと乗車料金が無料なので、地下鉄、バスに乗って遠出をするのである。いい政策だと思う。
日本でもこのような政策があれば、老人は家に引きこもらずに外出する機会も多くなるのではないかと思う。

突然ですが、サンショウウオが一斤あたり40元で売られている。(一斤は中国で使われる単位で500g)
サンショウウオは両生類で日本の地域によっては天然記念動物となっている。日本ではなかなか見られない。

 私は食べたことはありませんが、お肉は固くてまずくはないそうです。長く煮ることによりやらかくなり美味しくなるそうである。
本当に中国では思いもよらぬものが販売されている。このサンショウウオを食用目的で購入する人もいるのが中国の現実であると思う。私は改めて驚きました。ワニの肉が食用で売られているのも驚きですが、それよりもサンショウウオの方が驚きです。

以下はウィキペディアより引用

江戸時代

江戸時代初期、1643年(寛永20年)頃の『料理物語』にも食材としてサンショウウオの項があり、オオサンショウウオも含めて食料として用いられていた。実際に食した北大路魯山人によると、肉は硬いが長時間煮込む事でやわらかくなり、味はスッポンの肉の臭みを除いたようなもので非常に美味であるとしている[1]。

現在も、串焼きにする例があり、中国ではチュウゴクオオサンショウウオがスープなどの食材とされている。

長野県秋山郷地域では、サンショウウオを障子に貼り付け、乾燥させ、黒焼きにして飲むと疳の虫が治るという迷信がある。また、長野県阿智村と喬木村地域には、サンショウウオを黒焼にして夜尿症治療に、また、サンショウウオを酒に漬け込み、扁桃腺の湿布薬とする迷信が残っていた[2]。

初期、1643年寛永20年)頃の『料理物語』にも食材としてサンショウウオの項があり、オオサンショウウオも含めて食料として用いられていた。実際に食した北大路魯山人によると、肉は硬いが長時間煮込む事でやわらかくなり、味はスッポンの肉の臭みを除いたようなもので非常に美味であるとしている[1]

現在も、串焼きにする例があり、中国ではチュウゴクオオサンショウウオスープなどの食材とされている。

長野県秋山郷地域では、サンショウウオを障子に貼り付け、乾燥させ、黒焼きにして飲むと疳の虫が治るという迷信がある。また、長野県阿智村喬木村地域には、サンショウウオを黒焼にして夜尿症治療に、また、サンショウウオをに漬け込み、扁桃腺の湿布薬とする迷信が残っていた[2]

引用終わり

この市場に行くと毎回何らかの新しい発見があるため、私の週末の散歩コースに組み込まれている。
いわば私のルーチンルートである。中国の若い人たちはあまり目にしない。お客様はほぼすべて老人の人たちである。私も年齢的に若くはない。中国でいうと老人の部類に組み込まれている。更に組み込まれないために行動する必要がある。

あわびの販売は多い。
アワビは最近よく販売されている。日本ではなかなか高くて食べれないがここでは安く売られている。
猫もかごにいrて販売されている。まさか食用ではないだろう。ペット用だろうそうにちがいない。
とうもろこしはスーパーで買うよりもかなり安い。半額?
バナナは一年中売っている。ここが南国であるからだろう。中国は果物が豊富。
豆腐専門店。豆乳も売っている。
豚を焼いたお肉を販売している。この光景はお店ではなかなかみることができない。
多くの老人が買い物に来ている。毎日時間が豊富にあるのだろう。
広東省特産のネズミとりかご。ネズミは広東省の特産だと地元で言われている。
お菓子関係も種類が多い。
ちまきを食べる季節ですね。おばちゃんが増産しています。
アボガドは非常に安い。3個で10元。なぜ安いのか?怖いので買うことができない。

 市場ではあらゆる食材が販売されており、ここでUPした写真はほんの一部です。

興味のある方は時々中国の市場に足を運んで見てはいかがだろうか?
広州には至るところに市場が点在している。それぞれ特色があると思う。私は旅行などで見知らぬ土地に行ったときは市場を覗いてみることにしている。なぜなら、新しい発見があるからである。

以前田中印刷の社長が言っていたことを思い出します。↓

行に行ったときはその土地の一般庶民が行きそうなお店を覗いてみることが重要。その土地の人が何を購入しているのかわかり、その土地についてより一層理解を深めることができる。

私は田中社長がいったことを今でも実践しているのです。