
結論:中国ではじめて所得税還付できた。
下記は中国の所得税税率表

外国人の所得税還付について(AIに聞いてみた結果)
- 中国の個人所得税は、外国人が中国に183日以上滞在し、税務上の居住者と認定された場合、全世界所得に対して課税されます。2019年の法改正以降、6年間連続して183日以上滞在すると、国外所得も課税対象となります。
- 所得税の還付制度は存在し、例えば2023年度に納税した個人所得税の2%還付が可能な制度があり、一定の条件を満たせば還付申請ができます。
- 外国人居住者は、翌年3月1日から6月30日までに確定申告を行い、過払い税金の還付請求をすることが可能です。非居住者の場合は総合所得確定申告の対象外ですが、中国国内源泉所得に対しては課税され、還付請求も可能な場合があります。
下記に所得税還付申請の方法を示す。
条件:会社が個人所得税申請を税務局に申告していること。
グレー企業は社会保険、個人所得税を申告していない。
①中国個人所得税APPをダウンロードする。↓下記のアプリ。

②下記は所得税APPのメイン画面(だと思う。)

③APPを開いて、子どもの学籍(小学校、中学校、高校には学生番号あり。)日本の親のパスポート番号をPDFにしてAPPにアップロードする。(書式については何も規定はないようなので、自分で作成)
一番下の欄に状況説明の欄があるので、適当に自分で考えて作った。記載内容は合法的な外国人労働者として中国グリーンカードを申請して所得税を納税している。2021年からの所得税還付申請はだれも教えてくれなかったので申告できなかった旨を説明した。

④下記は所得税還付の政策説明(アカウンタビリティをしていると思う。)

⑤下記のように毎月の所得税納付金額は計算されてAPP内で明確に記載されている。個人で確認することができるのもすごい。申告していないと還付できないシステムとなっている。申告は重要だ。

⑥下記は一年を通しての収入、所得控除金額、調整率などEXCELに入力して表にしたもの。

⑦下記は日本と中国の所得税税率の比較。どちらが所得税が高いのだろうか比較は難しい。為替、計算方式、税率などが違うので時間があれば、どちらの国は働けばオトクなのわかるだろう。
しかし、その考えは難しい。なぜなら、比較する条件の多くが違うからだ。
どちらの国で働けば、所得が多いのか?
生活費が高いのはどちらか?
休みが多いのはどちらの国?
仕事のやりがいはどちらの国?
生活がしやすいのはどちらの国?
物価が高いのはどちらの国?
ストレスがかからないのはどちらの国?
海外旅行に行きやすいのはどちらの国?
家賃が安いのはどちらの国(地域、場所によって違う。)?

最後に
中国現地で働く日本人において、所得税還付されている方は少ないと思う。
私自身この分野は自分の専門外だが、お金に関わることなので、知らないでは済まされないので、
自分自身で考察してみた。
中国人の人たちにとって、同じ会社で働く他人の所得税還付なんてあまり興味ないし、教えてくれない。しかし、良心を持った会社の財務担当者は私に親切に教えてくれた。(こういうすごい財務担当者もいることが中国のすごいところである。)
エンジニアでも税務、所得税のことはある程度理解する必要がある。中国人は毎年所得税優遇税制があるとすぐに申請していくらかの所得税還付をしてもらっている。
私は今までなにも知らずにのうのうと中国で生きてきた。残念
所得税還付期限は3年前にさかのぼり申請できる。
(今回、2021年、2022年、2023年、2024年分の所得税還付申請してすべて国の金庫から個人の銀行口座に入金された。)