「ダニング=クルーガー効果」邓宁-克鲁格效应

「ダニング=クルーガー効果」について
この法則はコーネル大学の心理学教授デビット・ダニングとジャスティン・クルーガーによる研究

検証結果
心理学を学ぶ学生たちに、文法や論理思考、ジョークなどの様々なテストを実施し、各自の得点予想や他の学生たちに比べてどのくらいできたのかを自己評価するよう求めた。

結果
成績の悪い生徒ほど自己評価が高い
成績の良い生徒ほど自己評価は控え目



これらの発見は今日、人事・組織に関わっている人のあいだでは
「ダニング=クルーガー効果」という名前で広く知られている。

●90%以上の人は自分が平均点以上に運転が上手だと思っている。
●60%の学生はコミュニケーション能力の上位10%に入ると思っている。
●90%の教授は自分が平均以上に業績を上げていると思っている。



ようするに私達は「自分は何が得意か」という判断について、相当ポンコツな
精度の判断能力しか持っていない、ということ。


このように考えると「なにか得意か」という論点を軸足にしてキャリアの選択を考えることは、
ほとんど無意味であるばかりか、むしろキャリアをミスリードする要因になりかねない。



ここで自分の強みについて考えてみたい。
重要なのは「強み」ではなく「特徴」を抽出する。

では自分の特徴とは?
「長く続けてきたこと」に着目する。

「調達困難な資源や能力」とは「時間資本を大量に投下しないと獲得できない資源や能力」のこと

一つの考えとして着眼するべきは「長くつづけてきたこと」

これが私の強み、他人と差別化できるものということができる。

中国で長年にわたり仕事、生活、家庭をもち暮らしてきたこと。
それはすなわち、中国社会の理解度といえると思う。

しかし、自分ではそう思っていてもダニング=クルーガー効果ではないが、それほど中国に
対して理解していないかもしれない。自分の知識については謙虚になる必要がある。(^^)