労災とは？

労災の定義（説明）

労災とは、労働者が仕事中や通勤途中に業務に起因して受けた災害のことを指します。
具体的には、業務上の負傷、病気、障害、または死亡などを含み、これを総称して「労働災害」または「労災」と呼びます。
業務災害は業務遂行中に起こるものを指し、通勤災害は通勤中に起こるものを指します。
労災保険は、これら労災による損害を補償するための公的保険制度であり、労働者やその遺族に対して必要な給付を国が行う仕組みです。
パートやアルバイトを含むすべての労働者が対象となり、事業主は原則として労災保険に加入する義務があります.

20251012中国の知人から聞いた話
会社の会議で高血圧について討論している。
高血圧防止のために酒は飲んではならない。
なぜ、高血圧について討論しているのか？

9月末、高血圧の作業員がアパートで倒れ、病院に運ばれ、手術をした。
原因：脳内血管の破裂
なぜ破裂したのか？
高血圧だったから。（どのくらい高血圧だったのかはわからない。）
しかし、人事総務部門では高血圧であることを認識していた。

本人は手術後意識不明。

会社の会議で高血圧について討論しているのはそういうことだったのか。理解できた。

その後の会社の対応
高血圧で手術して意識不明の人間とは関わりを持ってはならない。
会社は一切責任を負わない。この件については話してはならない。（情報統制）

①ある中国人の見解↓
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中国の会社が冷たいわけじゃない
一旦会社から見舞いとかをしたら、労災に認定易いとかもあります。
会社の過失がないと見舞いはしないだと言われる可能性も高いです。
中国では、労災では１〜１０ランクがあって、１０は最低で１０万元からとなること
死亡なら、１００万ぐらい
冷たいというより、怖がっていると思います。
通常、病気は労災に認定できないが、
会社から配慮をしたら、切りがなく賠償される可能性があり（現実に多いです）。
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②ある中国人の証言↓
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中国では　一番人情味あり　労働法遵守　の企業は外資系だそうです。
　中国系企業の評判は悪いです！
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岡田の見解
中国の労災認定は会社側にも負担を強い割合が高い。
だから、会社としてはその件について関わりたくない。
仕事上のストレスで高血圧？
もしくは先天的高血圧？
その判断はむずかしい。

仕事上のストレスで高血圧、死亡となった場合、会社側の負担金額は100万元？

日本でも死亡して労災認定された場合の金額は2000万円程度だということ。
中国と日本はほぼ一緒。

今回その会社がとった対応は合理的なのか？

判断基準は
会社業務の影響で高血圧となり死亡　　　　＝＝＞会社は賠償する
会社業務と関係なく、高血圧となり死亡　　＝＝＞会社は責任を負わない

意識不明となった本人は家族（嫁、子ども）もいることだろう。
その後、家族の生活費は？
だれが負担するのか？
お金はないよりもあった方がいい。