香港株01426 Spring reit株    2023年決算発表

spring reit の2023年決算発表が2024年3月21日午後9時ごろ発表された。
夜遅く決算発表発表ということはかなり残業したのでしょう。それほど、決算発表する段階で揉めていたんだと思う。

下記にスプリングリートの概要を説明します。
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Spring REITの概要

スプリング不動産投資信託 (「Spring REIT」、香港証券取引所証券コード: 01426)は、中国本土の収益不動産を主たる投資対象として、グローバルに利回り向上に寄与する投資機会を目指していきます。 Spring REITは、安定した分配金及び長期的な成長可能性を投資家に提供することを目的としています。Spring REITは、北京のビジネス中心地区(CBD)にあるプレミアム・グレードのオフィス・ビル2棟及び英国不動産を保有する香港初のREITですであり、投資家は、この収益を直接享受することができますす。

Spring REITが保有する不動産(「運用不動産」)ポートフォリオは、(1)中国北京にあるチャイナ・セントラル・プレイス(China Central Place「CCP」)複合施設内のプレミアム・グレードのオフィス2棟(「CCP不動産」)と(2)英国にある商業物件ポートフォリオ(「英国不動産」)から構成されます。

CCP不動産は、北京最上級の複合施設の一つであるCCP内にあるオフィス1号棟とオフィス2号棟の全てのオフィス床(1号棟 :4階から28階、うち16階は設備及び緊急避難階。 2号棟4階から32階、うち20階は設備及び緊急避難階)及び総収容台数約600台の地下駐車場からなります。 :北京において、最も評価の高いプレミアム・グレードのオフィス物件の一つとして知られており、このオフィス2棟には、名立たるテナントが数多く入居しており、稼働率も高く維持されています。

英国不動産は、英国全土に広がる84店舗物件からなるポートフォリオからなります。全ての店舗物件はKwik Fit社に一括借り上げされています。因みにKwik Fit社は、英国全土に600以上の店舗を有する英国最大の自動車サービスセンター・オペレーターです。

Spring REITは、株式会社マーキュリア インベストメントの子会社でありライセンスを受けた香港法人であるSpring Asset Management Ltd.(「SAML」)が管理運用しています。 マーキュリア インベストメントは日本に本拠を持つプライベート・エクイティ投資会社であり、日本~中国~その他アジア地域で、成長企業、不動産及びその他プロジェクトへの豊富な投資実績があります。

我々は、透明性と投資家へ向けた説明責任を最重要視しており、グローバルな不動産市場の拡大成長を追い風に、Spring REITは更なる成長を目指しています。

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(引用終わり)

マーキュリア インベストメントとは下記の図にあるように日本のお金を沢山持っている会社が投資して設立された会社である。なんと日本政策投資銀行も設立に関わっている。
香港上場のスプリングリートはマーキュリアホールディングスの子会社。
三井住友信託銀行・日本政策投資銀行・伊藤忠商事の孫会社とも言える。

https://www.mercuria.jp/

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配当について
2022年期末配当 0.1HKD
2023年期末配当 0.09HKD
昨年に比べ配当は10%ダウン。
中国不動産の影響を受けてのことだろう。
ということは中国不動産不況は10%程度ダウンしているのか?
不動産価格は去年5万元/平米 → 今年2万元/平米 半分以下になっているところもある。

スプリングリート株価は2024年3月21日現在、1.94HKD

配当利回り 0.09/1.94*100≒4.6%
スプリングリートは年2回配当有り
中間配当も同じ金額配当であれば、利回りは4.6*2=9.2%

中国経済は10年以上前から不動産市場バブルだと言われてきている。
今後もし本当にバブル崩壊だとスプリングリート株はまだ下落する可能性もある。

今後の中国経済についてどうなるのかわかりません。未知数です。
予測できないし、正解もありませんが、株式市場は上昇するという原則がある。

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