「r>g」のrは資本収益率、gは経済成長率を示している。いきつくところ結局お金持ちは強い。

資本が生み出す年間の平均収益率は、経済の年間成長率よりも大きい、ということである。 ピケティ氏の主張によると、古代以降現在に至る平均収益率は約4〜5%、経済成長率は約1〜2%となる。

「r>g」の
rは資本収益率
gは経済成長率
を示している。


ここでいう r  : rate of return (資本収益率)
      g : growth rate (経済成長率)

簡単にひところで言うと(私の理解)
お金を持っている人たちは持続的に資産が増えていく。ということ。

資本家は子、孫の代までお金持ちでいられる。
イタリアのある都市で金融資産のあるお金持ちの家系を調べたら、
なんと、1000年前の家系とほぼ同じことが分かったらしい。
やはり、お金持ちの家系は継続するのである。

なぜか?
お金が働いてお金を稼いでくれるからである。

お金持ちは自分自身が働かなくてもいい。
お金持ちは会社経営でもうからなくても、金融資産が持続的に増えていく。はずである。

だから、本業を頑張らなくてもいいのである。
頑張らないということは成長が無いが、金融資産が勝手に増えていく。
こうなってくると本業は遊び程度にやって、資本からのリターンで生活ができる状態。(自由人)

一般庶民はこのラットレースから抜け出すために一生懸命に頑張っている?
人それぞれ、金融資産に対する見方は違う。
私はラットレースから抜け出したかったのだろう。だから故郷の石川県を脱出したのである。

よくよく考えてみると個人も金融資産と同じだといえるかもしれない。
なぜなら、個人も仕事を通して、お金を稼いでいるからである。

私の(金融資産収益/年)が私個人の(年収/年)を超える時が私自身が経済的自由を得ることになる。
個人の価値を金融資産とすると、年齢とともに金融資産価値は目減りしていく。
大企業などでは、役職定年という言葉がある。役職定年は個人の価値(パフォーマンス)が下がったから、得られる給与も減額するのだろう。もしくは老人は早くリタイアして若い人に譲った方がいいという経済合理的な考えが働いていると思う。

経済的に自由になる日は必ず来ると信じています。だから今を頑張って🐜さんのようにせっせとお金を貯金してある程度たまると投資をする。

しぶとく頑張っていくしか道はない。
必ず未来は明るいと信じて頑張る。

2025年6月16日、YouTubeで高橋先生がr>gを解説していた。

簡単に言うと株の成長のほうが高いということらしい。
しかし、簡単に株の成長だけではなくて、稼ぎが多くないとだめということらしい。
日本と米国の比較をしていると日本人・アメリカ人の資産の増加率は?
日本人   1.3倍
アメリカ人  8倍

この差はアメリカ人は収入が多いので、株に投資できる。
日本人も収入が増えれば、株に投資できるのでアメリカと同じような資産増加となるかもしれない。

やはり、資産を増加させるには収入UPさせるしかないのである。

中国人になぜ金持ちが多いのか?
それは中国人の収入が多く、中国人は収入の大部分を投資しているからだと思う。
中国に住んでいて思うことは中国人はすぐに投資して商売をやりたがる。
投資できるだけ、生活にゆとりがあるということか?
投資に失敗する人もたくさんいると思うが、まず、先に投資しなければ、結果は出てこない。
日本人はあまりにも保守的で投資しない。投資しないということは失敗もないが成功もない。

とにかくやってみることが重要だとつくづく思う。(慎重にやってみることも重要)

上記の図はアウトプットの多い人が儲かるということを説明している。
逆にアウトプットの少ないひとは当たり前だが、儲からない。
セーフティネットが機能条件であれば、いろいろチャレンジしてみることが重要。
失敗しても今の世の中、命までは取られない。(中国では命が取られるか?^_^)