広州市の私が住む近所には週末になるとノミの市が開催されている。
販売されているものを見るといったい誰が買うのだろうかと思うが、週末散歩がてらに歩いて見に行っている。ちなみに購入したことは一度もないのだが、見ているだけでも面白い。
この辺りは30年前にタイムスリップしたみたいな感じもする。
販売している人たちも商売としてやっているのかどうかわからない。
たぶん、少しの商売にはなるのだろうか?
さすが広州は交易の街だとも思う。市内にはいろいろな市場(交易するところ)がたくさんある。
交易されるものによって市場の位置も違う。
これは広州の歴史と深く関係していると思う。
海のシルクロード
十三行
沙面の租界
珠江デルタ地帯
などなど、、、、、
沙面に残されている建築物を見てみると広州は昔から栄えていたことがわかる。
1800年代後半から当時の列強各国は広州にきていたことがわかります。
もちろん日本の商社も来ていたのです。
香港に残っているコングロマリット企業であるジャーディーンマセソン社も広州が発祥の地である。
日本長崎のクラバー商会との関係もある。
広州の歴史について今後いろいろ考えてみたい。