(纠结jiu1jie2)は日本人特有の行動か?

最近、中国人のお客様から 「 纠结 (jiu1jie2)」という言葉を聞きました。

 はまつわる、からみつく。という意味。

  は結合の結(けつ) です。

理解はしつこくからみついてくる。という意味。

中国人は一般的に細かい事をあまり言わず、物事をマクロ的に捉える傾向があるように思う。悪く言えば大雑把に捉えているとも言える。よく言えば、「木を見て森を見ず」ではない。俯瞰的に物事を捉えるとも言える。

日本人は細かい事にこだわる。物事をミクロ的に見る。悪く言えば「木を見て森を見ず」である。

国家的な指導者などは明らかに中国人的なものの見方をする必要がある。小さな犠牲を払ってでも全体の利益が最大化するようにしなければならない責務があると思う。

かと言って細かいことの積み重ねができずに大きなことを成し遂げることは明らかに出来ない。日本企業特に大企業は細かいことの積み重ねを重視する傾向があると思う。大企業の仕事内容は基本的な方針は既に明確に決められており、あとは下の人間が方針に基づいて、細かなことから順に業務を実行していけばいいだけだと思う。

 中庸という言葉があります。やはり中間を取るしかないのか?

究詰(jiu1jie2)は纠结(jiu1jie2) と意味が似ていると個人的に思います。
もし、使い分けについてご存知の方がいましたら、教えて下さい。