中国で現地採用として働いている日本人が増えているのか、減少しているのかわかりませんが、日本に家族などがおり、日本国内で収入が無く、費用が発生している人は何らかの方法で日本に国際送金しているのが現実ではないでしょうか?
以前、中国の銀行から日本の銀行に送金する方法を調べていたのですが、個人では非常に難しいため下記①②③のように送金していました。
①中国(人民元を香港ドル両替)→香港HSBC口座(香港ドル入金)
②HSBCの口座間で香港ドル→日本円に両替(インターネット操作)
③HSBCインターネットを操作して日本Citibankの個人口座に入金。
この場合ですと日本に送金するために、取引コスト(為替費用、送金費用)などが発生して時間はかかる、費用はかかるで不便でした。時々中国を離れて香港に行って香港の空気を吸いたいという理由もあり、一年に2回ほど広州から香港に行っていました。
しかし、4年ほど前から中国人の友人の楊さんに私の日本国内のネット銀行(住信SBIネット銀行)に入金をお願いしています。
楊さんは湖南省長沙市で貿易会社を経営しており、中国の小物を日本のアマゾン、楽天、ヤフーショッピングなどの出品して販売。日本国内で売上があるが、中国国内では収入がない。
楊さんの国際送金方法:日本から中国へのお金の移動は日本Citibank(今はSMBC信託銀行プレスティア)で日本円→USドルに両替してから中国の中国招商银行へ国際送金、中国国内でUSドル→人民元に両替。
楊さんの国際送金方法では2回両替が発生。(日本円→USドル→人民元) 2回両替するともちろん為替手数料も2回発生。(銀行は慈善事業で両替しているわけではない。)
しかし、私と楊さん双方が下記のような行動をとると為替手数料、国際送金手数料がかからない。送金時間もかからない。
国際送金方法をググルといろいな方法がある。しかし、国際送金対して、中間になにかが介在するとそこで費用が発生する。微々たる費用かもしれませんが、回数が多くなると馬鹿にできない数字となります。現状、収入がなかなか上がらない世の中、もう昔のようなバブルは既に終わっていると思います。そこで、取引費用をできるだけ少なくするために上記の方法で送金しています。
私の資産(金融資産、不動産資産)は90%以上が、人民元・香港ドルです。リスク分散のため今年から、徐々に日本円の割合を増やして行く予定。私の実行しているこの国際送金方法よりもなにかいい方法があれば、皆様教えていただけないでしょうか?
この方法は双方に利点がある方法だと思います。
香港の濱田さんというドイツ系ユダヤ人の血を引く方にこの送金方法について説明したところ、この方法は海外に散らばっているユダヤ人がよく使っている方法だと言っていました。ユダヤ人も使っている方法ということは私も知りませんでした。
ユダヤ人は昔、国も持たず、頼れる人もいなく、ユダヤ人同士の結束、絆は強いと思っています。国も会社も100%信用できない状態では個人間のつながりが自然と強くなるのでしょうか?
私と楊さんのつながりも20年近くになります。彼の日本留学時に金銭援助をしてあげたことが現在の個人間信用を築いて来たと思います。このような関係は一朝一夕では作れません。
しかし、最近は楊さんの会社の資金繰りが緊迫しており、私からの人民元を早めに振込んで一時的に流動資金のショートを未然に防止しているときもあります。
中国での仕入れは(即時現金支払)
日本での物品販売の売上金は月末締めで入金。
国をまたいで商売するとどうしてもタイムラグが発生してしまうため、取引額に応じた安全な流動資金が必要です。私の性格上、国をまたいで取引することはリスクがあるので、現状はできません。^_^