中国市場でも日本の高いノートが販売され購入されている現実。The reality is that expensive Japanese notebooks are sold and purchased in the Chinese market as well.

 

 私が住んでいるアパートの近くのショッピングモールに行きました。ショッピングモール内には文房具屋さんがありいろんな文房具書籍などが販売されています。

 その中で日本のKOKUYO具のノート・ルーズリーフなどが販売されていました。日本の工業製品は電気製品だけではなくて日本ブランドの文房具なども中国の市場に入ってきていることがわかります。大都市などのショッピングセンターでは日本ブランドの文房具などをよく見かけますが、私が住んでいる地方都市にも日本ブランドの文具が入ってきていることについて驚きました。

 価格は中国ブランドより約2倍ほど高い。しかし2倍高いものでも品質がよければ中国の消費者は買う人もいるんでしょう。

中国の消費者の層別について詳しくはわかりませんがお金持ちはすごくお金持ち、お金のない人たちはギリギリで生活している。

貧富の差がますます開いている状況だと思います。
 貧富の差がますます開いていくのは国の政策が悪いのか?
そもそも貧富の差が開くことはいいことなのか?それとも望ましくないことなのか?
良いか悪いかは別にして現実には r>g という公式で表されている。

トマ・ピケティ氏が唱えた 「r>g」 とは?

『21世紀の資本』の主張は「資本主義の富の不均衡は放置しておいても解決できずに格差は広がる。格差の解消のために、なんらかの干渉を必要とする」というものだ。その根拠となったのが、「r>g」という不等式だ。「r」は資本収益率を示し、「g」は経済成長率を示す。

 簡単に理解するなら、労働で汗水たらして頑張って賃金上昇しても、資本(お金)をたくさん持っている人にはかなわないという理解を私はしています。資本を持っている人は資本を投資、リターンはだいたい5%~6%ぐらいあるということです。これはなぜこうなるのか?誰にもわからないと思いますが、結果がそうなっているのです。

 

これはアメリカの例、1980年代以降、かなり所得の分布がかたよっていることがわかります。お金のある人はますます富む。
↑はフランスの例、アメリカほどではないが、やはり傾向はアメリカと同じようになっている。資本のある人は富むのである。

 中国での貧富の差の拡大は中国の人たちも最近よく言っていることです。もともとの社会主義は貧富の差を是正する目的が本来あったはずである。しかし、世の中そんなにうまく所得の分配ができない。これは現実でしょう。

 ある意味では日本も同じ傾向にあると考えます。所得の分配がうまくできない。それは今を生きる制度が資本主義だからでしょう。

 この世の中に公平、平等などはもしかしたらないのかもしれない。しかし、公平・平等が無い環境で皆頑張るでしょうか?誰しもそんな環境に身を置きたくは無いと思います。中国の人たちも日本人と同じだと思います。不平・不満を言っても始まりません。PDCAを回して自分で考え、行動、確認、軌道修正してまた行動する。このサイクルを回して行くしか有りません。じっとしていても何も解決できない。もしかすると現状維持も危ういかもしれません。行動あるのみだと思います。

近年すごく有名なトマ・ピケティさん。貧富の差が開くことを統計的に証明した。