8月5日の広州日報(新聞)に政府は暫定的にパスポートを発給しないという見出しが出ていました。
政府がパスポートを発給しないということは海外旅行出来ないということになる。
現在世界各地でコロナが蔓延している。
一時期に比べて中国人で海外に行く人は大幅に減少していると思う。
しかし、政府はパスポートを発行しないという。
有る中国人からの推測だが、今の時期に海外旅行に行けるのは特権階級の人で外貨を沢山所持している人だけらしい。お金のある人は海外に行き外貨を多く消費する。
国が規制する理由はコロナ感染防止もあるが、外貨を海外に持ち出してほしくないということらしい。
それだけ、中国は海外から外貨を稼いでくるが、外貨を使う金額も大きいのだと思う。
国内に外貨がなくなると海外の商品を買付できなくなる。もちろん原材料を海外から購入できなくなる。
国と国の経済は国境を越えて関連している一国だけで完結できればいいのだが、現在ではそれは不可能。
しかし、パスポートを発行しない政策を実施したからといって、外貨が外国に流出しなくなるとは言えません。
なぜなら、お金は国境をこえて人間よりも簡単に移動できるのですから。