下記は深セン在住の久保田先生(79歳)からの情報です。↓ 久保田先生は御年79歳。この歳なのに毎日パソコンを操作しているそうです。尊敬します。
広東省東莞市には生活に困窮している日本人が少なからずいるというお話です。下記に示します。
●引用開始
20210605 もう5日の朝になりました。お早うございます。
昨日は就業時間中に電話して申し訳ありませんでした。
昨日長安付近の雨が降っていた時間は、沙井镇でも雨は雷を伴って降りました。
大水になる程では有りませんでした。
ところで東莞市では、6月からMビザは発給しなくなったそうです。
東莞市には、決まった仕事の無い日本人が多くおり、その日の食事にも困る様な人もいるとか。
日銭で生活している人は、中国に居ることは出来なくなったそうです。
海関ビザ発給所の情報です。
そういう人は、日本で離婚し中国に来た人も多く、日本に帰ってどうするのですかね。
また、以前そういう人がある日突然心臓まひで亡くなり、日本の引き取り人がいなく、領事館と共に大変困った話を聞きました。
大原さんからの話。ついこの前も一緒によく食事もする人が癌に侵され、帰国時の深圳飛行場で倒れ、離婚歴のある人だったので誰も引き取り手がなく、困った話を近所の日本人から後から聞きました。これからこんな人の例が多くなるかも。
●引用終わり
岡田の感想
ここに来て、不景気の影響がとうとう出てきたのかと考えます。この一年ぐらいはなんとか経営努力で持ちこたえてきたと思います。もう既に持ちこたえられなくなったのだと感じます。
20年前と比べ、中国の物価も3倍(私の感覚)ぐらいに跳ね上がっており、生活が苦しくなってきています。
日本の1970年代も物価が上昇して皆は努力して、切り抜けてきました。中国もおそらく努力して切り抜けて行くのだと思います。そのため、毎日頭をしぼって努力しなくてはならない。
20年前に中国に来て開業した人たちは追い風もあり、かなりの確率で成功出来た。しかし、これからは大競争時代です。この競争に打ち勝っていく必要がある。(合理化、省人化、原価低減活動、いろいろやらなければならない。)
最近、中国で離婚する、離婚した人の話を聞く機会が多いような気がする。これはもしかして、「金の切れ目が男女間の縁の切れ目?」 なのだろうか。経済状況と離婚は関係性があるのかもしれない。