カメラ監視

11月会社の寮内部でタバコの吸殻のポイ捨てが目にあまる事があったので、会社の総務部門にタバコのポイ捨て改善について相談した。

日本人なら、なんとなく意味はわかると思います。「あなたはすでに監視区域に入りました。タバコ禁止。」

 結局、こういう対策になってしまったことがわかりました。カメラで監視しているというアナウンスをしないと人間はタバコのポイ捨てを禁止できないのである。よくよく考えて見ると街ではよくタバコを吸いながら歩いている人を見かけますし、タバコの吸殻をポイ捨てする人もよく見ます。それは大都会深セン・広州でもよく見受けられます。ですから、会社のなかでも同じことをするのだと思います。

 私が小学生の頃、国鉄の松任駅付近でもよくタバコの吸い殻を捨てる人を見かけた。駅のトイレなどには便器によく吸い殻が捨てあった。しかし、今ではあまりそういったことを見かけることが少なくなった。

 経済の発展と共にこれからタバコのポイ捨て、ゴミのポイ捨ては減少するのだろうか? 私はある程度は改善すると思う。なぜなら、20年前と比べて中国のゴミのポイ捨ては格段に減少している。20年前の夏、北京旅行時に若い女性がコカ・コーラの空缶を皆の見ている前で投げ捨てるように捨てていた事を今でも覚えている。今ではそんな人は見かけない。

  上海の高速道路渋滞問題発生のため、トラック走行レーンを定めて、監視カメラを高速道路に設置してから、トラックは専用レーンを走るようになり渋滞がかなり解消されたことを聞いたことがある。この方法が一番いいのですね。

 しかし、以前、カメラ・レンズをガムテープで塞いで見えなくする事件が発生した。上に政策あれば、下に対策あり。ということなのですね。結局人間教育、レベルアップが重要なのかもしれない。