金沢駅内に吉野家があります。帰省時によく食べに行きます。12月5日お昼1時頃に牛丼を食べに行きました。
カウンターに座り牛丼を注文し終えた時に香港人夫婦が隣のカウンターにいることがわかりました。二人は広東語で話しているので、何を言っているかわかりませんが、私の方から突然、彼らに質問しました。
質問：なぜ、香港から金沢に観光にきたのですか？
香港人夫婦：今回の旅行は二回目の旅行、香港→大阪→金沢の経路で来ました。金沢の海鮮料理は新鮮という話があり、わざわざ大阪からやってきました。海鮮は本当に美味しかった
質問：いま、香港でデモなどが行われており、交通機関が停止したり、いろいろな問題が発生しているようですが、大丈夫ですか？
香港人夫婦：とくに問題無し。（笑顔を浮かべながら）
その後、香港人夫婦は牛丼を食べ終わるとリュックサックを背負い出ていきました。私は 「旅途愉快！」の決まり言葉を伝えました。
旅行で来ている方に政治的な話をしたのはまずかったかもしれません。私も日本帰国して気が緩んでいたのかもしれません。香港が大変な時に海外旅行に来ている事自体あまりいいことではないかもしれません。＝＞これは私が自分の視点で思っているだけであって、香港人からするとどうでもいいことかもしれません。海外旅行が大事だという人もいるかもしれません。それだけ、香港はまだ自由ということかもしれません。
石川地元の新聞に書いてあった記事には北陸新幹線が開業してから外国人観光客が大きく増加とありました。その中には台湾・香港からの観光客が増えているとありました。駅前を歩いていると確かに香港人観光客が多いと感じます。金沢だけではなく、日本各地のいろいろな観光地に行っているのだと思います
私が5年前に知り合った香港人のIFAの李さん（女性）は一年の内、かなり海外旅行をしているのがわかります。（ IFA=Independent Financial Advisor（独立系ファイナンシャル・アドバイザー） ）
李さんがWechat でよく発表しているのはヨーロッパ、東南アジア、日本など旅行写真です。これは確率の問題ですが、私が知り合っている香港人はよく海外旅行にでかけているのです。香港人は英語もでき、休みも比較的有り、空港も近く、香港空港から海外路線も多くあり、非常に恵まれた環境にあると思います。ビザなしで海外に行けるのは中国大陸の中国人からすると大変羨ましいことです。
私がこれまで接してきた香港人の方々はアクティブ、ダイナミックに行動している方々ばかりです。偶然にたまたまお会いしたのではなく、かなりの確率でそういう方が多くいるということだと思います香港にいながら、世界各国からの情報が入ってきており、それらの情報を皆独自の視点で分析しているのだと思います。彼女は2020年の金融トレンドはこうだとはっきり断言しています
私は香港には住んでいませんが、広州にいながら彼らと接することによりいろいろな情報が聞けることは有意義だと思います。もちろん、情報の信憑性の判断は自分自身です。私が金沢駅内の吉野家で香港人に話しかけて質問したのも無意識のうちに情報を集めていたのかもしれません。
