2020年12月6日、広州自宅付近で獅子舞があったので、子供と二人で観に行きました。日本で獅子舞というと正月という感じがしますが、中国広東省ではお店の開店時に獅子舞を行う。
私の理解しているところはお店を開店するので、皆様よろしくという感じです。今風の言葉で言うならば、「キックオフミーティング」や「開店披露」とでもいうのだろうか?とにかくお店を開店するということは縁起がいいこと。
中国の文化・風習・習慣を獅子舞は表していると思う。私個人の見解はこの文化は日本にも一部分入ってきていると思うが、皆様の見解はどうでしょうか?
銀行の門、デパートの入口、神社には獅子が二台飾られている。これは中国の建築様式がそうであるように左右均等に作られているのと関係があると思う。香港のHSBC本店入り口にはライオンが二匹座っている。アメリカ・ヨーロッパのHSBCの門にはライオンが二匹座っているのだろうか? もしご存知の方がいましたら、メールで書き込み欄で教えて下さいね。
獅子舞には老板(社長)、老板娘(社長夫人)の二人が出てくる。日本社会、日本の会社における社長夫人よりも中国の社長夫人の地位、権力、権威はかなり大きいというのが私の見解。日本だと社長夫人はあまり会社の経営に口出ししない場合があると思う。(中国社会と比べてです。)しかし、私が以前勤務していた、台湾系企業の社長夫人は台湾人社長の横に必ずと言っていいほどいる。
これは香港人同僚が冗談で話したいたことだが、社長が浮気しないように見張っているという意味もあるらしい。本当にそうなのだろうか?私は1/3ぐらいはあたっていると思うが、2/3は社長夫人自ら会社の経営に積極的に介入して会社の利益を最大化させようというアクション、行動の現れなのではないかと思う。
獅子舞の映像は=>https://youtu.be/B1RzwXO0GP8 ユーチューブ動画。