20211222 中国人件費高騰

最近、中国と日本の物価の差がますます縮まってきているように思う。

この状況では低廉な人件費を求めて中国で生産をして来た外資企業もなかなか利益が出せなくなっているのではないだろうか?

中国の工場の時間給 約400円程度

日本の 最低時間給 約800円程度

非常に乱暴な比較ではあるが、すでに中国と日本の時間あたりの格差は10倍も有りません。

10倍以上差があったのは2000年初頭までではないでしょうか?

中国人の従業員は将来に希望がある。なぜなら今よりも生活水準を上げることができると思っている。将来は明るい。

しかし、日本の労働者の将来に対する予測は暗いような感じがする。

この賃金差は今後ますます縮まっていくのだろうか?

ここからが本当に効率を重視した競争が始まると私は思います。

今まではだれでも工場を操業したら、ある程度の割合で儲かっていた。

しかし、付加価値のある製品が作れない場合は薄利多売の競争に巻き込まれてしまい、中国企業との競争に負けてします。ここは中国だ、中国企業に真似できない、付加価値のある外資企業だけが継続営業・経営ができる。

非常に難しい環境に置かれていることを鑑みて自分自身も付加価値を鑑みて行動していく必要がある。

中国がここまで成長発展してきたのは事実。しかし、まだ中国には外国人が滞留している。

ということはまだまだ外国人が働くことができる余地があると考えます。

Nさんの話では日本人の働く空間はかなり少なくなってきている。これもまた事実である。

中国に残っている日本人も競争・淘汰されていく状況です。

2022年は生き残って行けるのだろうか?

60歳まであと10年の時間があるそれまでに退職できるのだろうか?

考えなければならないことはたくさんあります。

毎日ない頭を絞って、考えて行かなければならない。