spring reit 2021年末業績発表

とうとう日の丸企業のspring reit の業績発表があった。

一株あたりの配当金額:0.112香港ドル

現状の株価は@2.8香港ドル程度
配当利回り:0.112/2.8*100≒4%

このスプリングリート(中国語名:春泉産業信託)は年二回同じような配当金があるので、
一年の配当利回りは約8%程度である。

香港市場にはいろいろな会社が上場されているが、配当金を出していない会社もたくさんあると聞く。
詳しく調べたことはないが、配当金を出さない会社のほうが多いのかもしれない。
中国人の嫁の話によると中国人は配当金(インカムゲイン)よりも株価上昇(キャピタルゲイン)を期待するらしい。
私からすると投機的な売買が好きな国民性なのか?
それとも今まで1990年から現在まで急激な勢いで経済発展して資本価値上昇を見ているため、安定的な配当よりも株価上昇のほうがしっくり来るのかもしれない。
しかし、8%経済成長も持続可能(サステイナブル)は難しいはずだ。
中国にある日系企業も2000年代頃はかなりの成長・利益を叩き出したに違いない。
それは会社の本当の実力ではなくて、時代背景の後押しもあったのであろう。
時代背景が変化したら、インカムゲインを狙う人達も出てくるはずである。
日本の市場はそういう人達が多いと思う。中国もそのみちを通ることでしょう。