中国の高齢化について。About aging in China.

9月の第3月曜日は日本の敬老の日でした。(平成14年)までは毎年9月15日を敬老の日としていたが、(平成15年)から現行規定となっているらしい。

 その時、日本のニュースを見ていたら、なんと100歳以上の高齢者bの方が、8万人以上いることがわかりました。むかし、「金さん銀さん」という100歳を超えるおばあちゃんがよくテレビのコマーシャルに出演していたのを思い出しましたが、日本国内に100歳を超える方がこれほどいるとは思いませんでした。「金さん銀さん」と聞いて若い日本人の方は知らないでしょうね。

私は中国にいますので、中国にはどのくらいの高齢者がいるのか百度で調べてみたところ、中国には少なくとも100歳以上の方々が3万人いるということが書かれていました。実際の公式データにはたどりつけませんでしたが、中国もすごく速く高齢化が進んで来ていると思われます。

↓は百度で検索した結果です。

==========================================

=============================================================

9月中旬に嫁さんの外婆(ワイポー、母方のお母さん)が肝臓に異常が発見、急遽入院となり、私は国慶節休みを利用し、高速鉄道に乗車、江西省皮萍乡(湖南省と江西省の境にある都市)の病院にお見舞いに行きました。もちろん「紅包」を持参しました。中国では結婚式、お年玉、お見舞いなどでも「紅包」にお金を包むのですね。祖母は今年91歳で高齢のため手術はできないそうです。なぜ異常が見つかったのか?それはコロナワクチン接種時、高齢のためお医者様が検査をしたところ異常に気づいたかららしい。コロナワクチン接種しない場合、手遅れになっていたらしい。「早日康复 」を願うばかりです。

親戚がお見舞いに来ています。中国は親類のキヅナが強い。
点滴中のおばあさん。

病院で点滴している祖母を見ると20年以上前に亡くなった私の母親のことを思い出しました。

 人間いつまで生きられるのかわからない。中国に長くいると中国人・日本人を問わず、私の身の周りでお無くなりになった方たちが少なからずいる。悔いのない人生を送りたいものである。

下記の図は2020年時点での各国65歳以上の人口のグラフです。当たり前といえば当たり前だが、人口の多い国はそれだけ65歳以上の人たちもいるということである。中国は日本の人口の10倍以上いると思うのだが、65歳以上の人口は167,809,000÷35,734,000=4.7(倍)しかいない。

 それだけ日本人は頑張って長生きしているとも言える。クオリティ・オブ・ライフが向上している中国はこれからもさらに高齢化が進むと思います。私自身も20台後半に中国に来てはや20年以上経過しています。私自身も現在進行形で高齢化しているのだが、できるだけ老化が進まないようにしぶとく頑張っていきたい。