義父のお見舞い。

5月15日嫁の父親が広東省広州の病院でがんのため入院しました。

義父が入院したのは中山大学第三病院。孫文の銅像がたっている。

  何の癌なのか今のところ詳しくは分かっていませんが、お医者様の話によると多分大腸癌だということです。

30年前と違い現在は癌の治療レベルも格段に向上しており治る可能性があるとのことです。 しかし詳細な検査結果を見てみないと何も言えないと思います。

中国の病院では日本の病院どっちがいい患者に対してのご飯の提供サービスなどについてはかなり違っています。嫁が朝父親のためにお弁当を病院まで届けて夕方頃弁当箱を回収するという作業をしています。朝と昼病院に行くことはとても大変なことです。

嫁が父親のために病院に行きますので週末は子供の面倒を見なくてはなりません。

土曜日は仕事を早く切り上げて土曜日の夕方病院に行きましたが、病院の警備員さんから呼び止められ病院には入れない状況でした。

なぜ入れないのかと言いますとお金を払った領収書がないからと言うことです。

病院にお見舞いに来ている方 言いましたが領収書がないとやはり私と同じように帰れない状況でした。この規定が24時間適用されるのかどうかについては適用されていません。

夕方から夜にかけて警備員さんがいる時間だけこの規定が適用されるということです。

  日本の病院で私がお見舞いに来た人達は問題なく病院に入ることができると思います。

 病院に支払った領収書がないと入れないということです。

せっかく病院まで来たので義理の父親に会うこともできず帰ることはとても残念だったので病院の12階に入る方法を考えました。患者さんにお弁当を届ける業者さんは入れるとのことそこで私は近くのお弁当屋でお弁当を買いその弁当を持ってるように入ることにしました。

警備員さんは私が弁当を持って入ることをチェックしており入らせないように制止されましたが私は警備員さんを振り切ってエレベーターに乗り12階まで到着することができました。このようにして入ることは不本意ですが、中国の社会ではこういう裏口もあるんでしょうね。こういうことをやること自体私も半分中国人になっているのかもしれません。

中国社会で生活仕事をやっていくということは半分は中国人の方々の考えでやっていくのも有りでしょう。