日本学術会議について知っていましたか?Did you know about the Science Council of Japan?

 昨日の日本ニュースで日本学術会議のことが報道されていた。

日本学術会議についてググったら、下記の内容が出てきた。(私は日本学術会議の存在自体知りませんでした。)↓

日本学術会議は、科学が文化国家の基礎であるという確信の下、行政、産業及び国民生活に科学を反映、浸透させることを目的として、昭和24年(1949年)1月、内閣総理大臣の所轄の下、政府から独立して職務を行う「特別の機関」として設立されました。職務は、以下の2つです。

  • 科学に関する重要事項を審議し、その実現を図ること。
  • 科学に関する研究の連絡を図り、その能率を向上させること。

ニュースで問題とされている点は下記に示す。

問題点: 日本学術会議が推薦した会員候補6人が任命されなかった。

私の感想:映画監督の是枝監督も「日本学術会議への人事介入に対する抗議声明」を緊急発表したが、そもそも人事を決める権限は選挙で選ばれている菅首相にあるので、なぜ、映画関係者が抗議声明を出したのか不思議であるし、そもそも映画監督が抗議声明をだして政治に介入するのはおかしいと思う。

 中国のように政府の移行を受けて、映画を制作するようなことは日本では戦後行われていないだろうし、日本の言論は以前として自由だと思う。

 中国では映画関係者が国の指導者に対して講義することなどは絶対にないし、中国の映画関係者は逆に国の意向を汲み取り映画を作っていることもあると思う。国慶節などで映画館に行くと明らかに愛国的な映画が放映されている。(これは国の政策としての役割を果たしていると思う。)

 私が言いたいのは中国の批判ではなく、日本の批判です。首相が任命を否決したことに対して従うべきである。日本国内では政府の意思決定者に対して抗議できるのである。C国ではもちろん政府の決めたことに対して抗議できません。

 ちなみに私は是枝監督の「万引き家族」を観て家族のあり方について考えさせられました。是枝監督の作品はとても大好きです。中国の映画館でも放映されていて、中国でも是枝監督作品は人気があると思う。