中国で理解。今でも頭文字Dが人気?Is initial D still popular in China?

 中国に日本のアニメなど、文化的な物がかなり入り込んでいることを知っていますか?

 先週、工場現場パトロール中に若い班長の江さんがカシオのGショックをしていることが気になり、質問してみた。

 私の時代は映画スピードで主演のキアヌリーブスがカシオGショックをつけていたので、欲しくなり購入した。↓

1996年の映画スピードからすでに20年以上経過している。当時はかっこよかったが、今は年取っている。私もか、、、、。

 江さんになぜ、Gショックをしているのか確認したところ、下記のような答えが帰ってきた。

江さんのカシオGショック↑

 江さん:日本のアニメイニシャルDを見て、登場人物がつけていたので、欲しくなり購入した。

中国ではイニシャルDは台湾 周杰伦が主演で映画化された。当時街では藤原とうふ店のステッカーがはられた車をよく見ることができた。2005年中国で映画公開。2020年の今での人気がある。

 

トヨタ・スプリンタートレノ・AE86型、通称「ハチロク」は1987年に生産終了するが、本作の人気に伴い中古車市場価格が高騰する現象を生んだ。

 アニメに出てくる登場人物、背景などは日本的な物、日本の文化がかなりはいっている。中国の若者が日本のアニメを見ているということは日本文化、日本人の考え方がかなり中国の若者に入っていると思う。

 中国の年配者はさておき、今の20代、30代の中国人は日本のことは私が思うよりも比較的知っているのかも知れません。それだけ日本のことに関心を持ってきているのかも知れない。

 逆に日本の若者は中国の文化的なものなどに対して関心をもっているのだろうか、中国発のアニメが日本で大ヒットしたという話は聞いたことが無い。工業製品とちがい、文化的なものの輸出では日本が先行しているということだと思う。

 中国のGDPがアメリカを追い抜くのは時間の問題と言われている。

かつてモンゴル帝国は拡張政策をとり、広大な領土を収めていた。

モンゴルに欠けていたものそれは文化的な物。

経済・軍事力・文化 がバランスよく発展して真の大国だと言われる。

と以前の中学校の歴史の安井先生が言っていたのを今でも思い出す。それだけ私の印象に深く安井先生のことお話が残っているということは良い授業だったということだと思う。

 中国が真の大国になるのはいつなのだろうか?