中国の大学入試、非常に重要。(高考)Chinese college entrance examination, very important.

 中国は今、大学入学(高考)シーズンらしい。中国にいて感じることは大学入試は非常に大切だということ。大学入試に合格しないとレベルの高い大学に行けない。=>いい就職先が無い。=>選択肢が少なくなる。=>いい人生が送れなくなる。

 ここまでは日本と同じだと思う。

私が中国に来た2000年頃、大学卒業生は非常に希少価値が高かった。なぜなら、大学進学率が低かったからです。

しかし、最近、中国の大学進学率は50%を超えていると聞きます。大学生を大量増産したので、希少価値がなくなった?

今では大学を卒業しても就職がなかなか難しい。

日本でも同じことが言えると思う。大学進学率はすでに50%を超えている。本来ならば、大学に入学できない人も大学という名前がついていれば、どこかに入学出来るらしい。

 中国はある意味日本よりも学歴社会だと感じる。大学卒業生は企業で勤務してもあまり泥臭い仕事をしない。私が日本で最初に会社に入社したときは大学卒出なかったため、油にまみれて、危険な現場仕事をしていた。現場の親方の話では旋盤、フライスを一人前に使うには指の一本ぐらいなくさないと一人前とは言われないと聞かされた。(ヤクザの世界?(^^))

上の画像は中国の友人から送られてきた写真。意味:文革のころは、テストで難しい問題に出くわしたら、毛沢東バンザイとかけば問題無し。

  あの時代では本当にそうだったのか?冗談で書かれたのかわからないが、現在、こういう上記の内容が世の中に出回って、SNSなどに転送されているということはそれだけ、大学入学試験が話題になっているということだと思う。

 いずれにしても時代は繰り返すということで、私の息子達にも若いうちはよく勉強しておいたほうがいいと言いたい。私が学生の頃に、社会人の先輩に聞いたことがある。学生時代にしておいたことはなんですか? 社会人の先輩の回答:学生時代に勉強しておいたほうがいい。(今でもはっきりと覚えている。)

大人になっても日々勉強である。中国にいるとつくづくそう思います。時代が大きく変化しているから自分もそれに合わせて、バージョンアップして行かなければならない。