広州の歴史が有るなんでも市。Anything historical city of Guangzhou.

 労働節の5連休はコロナウイルスのため、遠出は自粛して広州市内をぶらついていた。

 広州市越秀区にある陶街をぶらついてみた。前々かた気になっていたのだが、この市場はかなり歴史があることがわかった。陶街の場所は広州地下鉄1号線公園前駅から徒歩で5分程度。

ここは陶街の入り口。コロナウイルス感染対策のため入口で対応チェックをしている。
陶街の歴史が入口に記載されている。なんと明の時代からあるようです。1990年代から中古の家電、電気製品の交易市場となり、現在に至るようです。多分このあたり一体の交易市場を陶街と呼んできたのだろう。
陶街の中には至るところに小さなお店がありいろいろな物が売られている。販売さているものは五金(金物など)、オーディオ関係、パソコン部品、家具、建築資材などなど。
陶街の道路を挟んで斜め向かいに「将軍東電器城」という商業施設がある。ここはもともと、陶街の近くにあった市場が引っ越してできたものである。パソコン、オーディオ、レコードなどいろいろな物が販売されている。一般の電気店では販売されていないものばかりです。私は日本の秋葉原の電気街を歩くようなつもりで時々、見学に行きます。
広州地下鉄1号線、公園前駅と西門口駅の中間に淘街电器城がある。この電気市場もなんでもありの市場です。
淘街电器城内にあるこのお店で日本のテレビチューナーを購入した。@450元。この価格は安い。私はNHK大河ドラマ「麒麟が来る」を見たかったので、購入しました。購入して一ヶ月経過しましたが、今でも日本のテレビを視聴できます。昔に比べて海外テレビを見ることが比較的容易になりました。昔は、月額200元支払って日本のテレビを視聴していましたが、、、、。この市場でテレビチューナーを購入する人は結構います。中国の人は海外のニュースなどを見て情報収集しているひともいるということですね。
これは広州空港のイミグレーションで没収されてモバイルバッテリーです。一つ@25元。世界各国からの旅行客のものなので、モバイルバッテリー外側にいろいろな言語記載されています。中国の政府から払い下げられた物がこんなところで販売されていることを初めて知りました。ちなみに日本語のものはありませんでした。私はpqiの10,000mAhの物を購入しました。掘り出し物でした。購入時に店主に安くできないか交渉しましたが、だめでした。店主もpqiはブランド品であることをわかっているようでした。(残念)
Power Quotient International Co., Ltd.(PQI)は1997年に設立され、2010年にFoxlink groupとなった世界有数の規模を誇る“ストレージ&メモリデバイス”メーカー。グーグルで調べて初めてわかりました。台湾の巨大企業韃靼ですね。なんとあのフォックスコーンの競業企業であるらしい。
この市場は新亜洲国際電子科技城。主に外国人向けに携帯関係の電子部品を販売している市場です。しかし、今はコロナのためお客さんがほとんどいません。
新亜洲国際電子科技城の内部は国旗はありますが、ブースはほとんど閉店状態。だれもいませんでした。5月3日。

広州市旧市街は天河区などと比べてあまり発展の勢いが無いようですが、足を使っていろいろなところを歩くといろいろな発見があります。週末は運動を兼ねて旧市街を歩くようにしています。