公共工事もコロナウイルス対策している。Public works also take measures against coronavirus.

私の勤務している工場付近で公共工事が突然開始された。工事現場の看板をみたところ、コロナウイルスのことが中国語で記載された。意味があまり良くわからないので、会社の守衛さんに聞いてみたところ、下記のように教えてくれた。

 工事現場看板の内容:毎年洪水発生のため、対策として道路を掘り起こして排水パイプを埋設する。工事をするにあたり、コロナウイルス感染対策のため、工事現場作業者はマスクを必ず着用すること。着用しない場合は道路工事会社にクレームの電話をしてほしい。

 コロナウイルス感染対策のため、工事現場で働く作業者もマスク着用を義務付けるということを宣言しているのはすごいことだと思う。これから気温も上昇することはわかっている、高温下でマスクを着用して作業をするのは作業者も大変ではなかろうかと思う。私はマスクを着用しない現場作業者も必ず出てくると思う。なぜなら、普段の規則を確実に遵守できていないレベルなのに、このようにレベルの高い要求を守れるはずが無いと思うからです。守りもしない、守られもしない規則・規定を勝手に会社上層部は決めておいて、作業者が守っていない(マスクを付けていない場合)は会社に電話してくれという。実にいい加減なやり方だと思う。そういうことは工事会社の現場監督が作業者に説明してコントロールしていくことだと私は思う。(管理と書くとかしこまった雰囲気になるので、コントロールと記載。)工事会社の社長も現場監督を配置しないのだろうか?無管理状態で現場施工をするのだろうか?現場レベルでの指揮は誰が管理するのだろうか? 考えれば考えるほどツッコミどころ満載である。しかし、これが中国の管理方式なのかもしれない。