湖南省の社員食堂状況は広東省と違う。

 すでに4月中旬、これから気温が上昇。寒い時期であれば、コロナ感染対策のためのマスクはそれほど苦になっていなかったが、気候が暑くなるとマスク装着はなかなか難しい。会社の事務所の人たちもマスクを外してデスクに向かっている人たちが20%程度いる。退勤後、工場の周りをウオーキングしているとすでにかなりの人達がマスクをしていない。

湖南省の友人楊さんから送られてきた写真。長沙市开福区佳海工业园内の共同社員食堂。
写真をよく見てみると福区佳海工业园内の共同社員食堂。写真をよく見てみると対面、隣同士で食事をしている。食事をしていない人はマスクをしていない。

 私が勤務している工場の社員食堂では対面、隣同士での食事はまだ禁止されている。3月16日のプログ参照=>http://naokisu.com/?p=1345

 広東省のお隣にある湖南省長沙市郊外の工場社員食堂ではすでにコロナ感染前の状況に戻っているようである。

 中国は国土が広いので、地域によって違うという考えがあるかも。

 しかし、中国政府はコロナ感染防止のためにマスクをするように強制的に要求している。広州市内のバス・地下鉄に乗車するには4月15日現在、マスク着用を義務付けられている。マスクをしない場合はバス・地下鉄に乗車できない。日本のような要請ではない。

 湖南省は何故こんなに規則を守っていないのか?

規則はある。規則があることは皆知っている。しかし、守られていない。

赤信号の時、横断歩道は渡れない。規則はあるが現実は守らない人もいる。

最初は規則を守るが、時間の経過とともに忘れられて、皆守らなくなる。

規則を守ってもらうためには道徳で訴えても、なかなか守らないので、罰則規定を制定する。監視カメラを設置する。監視カメラを設置してもカメラのレンズにガムテープが貼られて監視カメラが機能しない。性善説ではだめ、性悪説で中国の社会制度が設計されている。そのため、社会制度が非常に複雑になっていると思う。お役所でなにか申請する場合、非常に多くの資料を提出しなければならない。これも簡単に言ってしまえば、性悪説だからである。

話が脱線したが、湖南省だけ安全というわけではないと思う。湖南省は洞庭湖を堺にして湖北省と接しているので影響はあると思う。

洞庭湖の北==>湖

洞庭湖の南==>湖

いろいろ自分なりに考えてみたが、湖南省のTOPがそれほどコロナ感染予防対策を重視していないのだろうと思う。最初は重視していたのだろうが、すでに二ヶ月が経過しているので、長続きしないのだろう。それを湖南省のTOPは見てみぬふりをしているのかもしれない。

 もしかすると広東省の多くの企業の中にもコロナ感染予防対策を重視していない経営者がいる場合、その企業内では対策が取られていないと推測します。

 これらの考えは製造企業における品質保証・品質管理にも同じ考えが言えると思う。企業のTOPが品質に対し重視するかしないかで品質はばらつくと思います。簡単に言えば、会社として一度決めた規則を守らせることができるかどうかである。継続して守られない規則(出来もしない規則)を作り対策する場合があるが、何故、守れもしない規則を容易に制定するのだろうか? 会議で言うことと、実際に実行することとは全く違う。先々のことも考慮して継続して守れる規則を各部門、現場作業者も含めて彼らの意見も汲み取って規則遵守の可否を検討する必要があると思う。